2009年9月11日金曜日

楢橋朝子写真展「近づいては遠ざかる」開催のお知らせ

東京アートミュージアムは安藤忠雄による、天井高7メートル、全面コンクリート壁の空間。その空間を充分に生かしたインスタレーションで、個展としては過去最大規模となる楢橋朝子展が東京アートミュージアム(仙川)で開催されています。



全展示作品51点。2008年から09年にかけて撮影されたカラーの最新作と、写真家として活動を始めた最初期の1989年に発表され、今回20年ぶりに姿を現すモノクロ作品《春は曙》(一部ヴィンテージ)が併せて展示されています。
最新作はすべてカラー。楢橋の代表作である《half awake and half asleep in the water》シリーズの海外ヴァージョンとも言えるパリ郊外、ケルン、韓国の珍島や、台湾の淡水などで撮影された作品に加え、大規模な開発と世界金融市場の混乱で揺れる中東ドバイの都市景観の作品群も魅力を放っています。

楢橋朝子写真展 2009/1989 近づいては遠ざかる
Coming Closer and Getting Further Away
会期=2009年9月5日(土)〜12月27日(日)
会場=東京アートミュージアム(03-3305-8686)
開館時間=平日(11:00〜18:30)/土・日・祝(10:00〜18:30)いずれも入館は18時まで
休館日=祝日を除く火・水
入場料=一般300円/学生(高校生以上)200円/中学生以下100円

また、以下の通りフロアトークがあります。

9月26日(土) +森本美絵(写真家)
10月18日(日) +安藤礼二(文芸評論家)
10月24日(土) +森山大道(写真家)
11月14日(土) +石内都(写真家)
12月12日(土) +前田恭二(読売新聞文化部)

出演=ゲスト+楢橋朝子 司会進行=畑中章宏
入館料+500円(予約不要) 開始時間は各回とも15時より

*12月12日のフロアトークは日程が変更になる可能性がありますので、事前にお確かめ下さい。
*本展の情報は、楢橋朝子のサイトでもご覧いただけます。