2009年9月11日金曜日

清野賀子写真集『至るところで 心を集めよ 立っていよ』刊行

ランドスケープ写真の一つの到達点ともいえる写真集『The Sign of Life』(2002)から7年を経て、写真家・清野賀子の2冊目の写真集がまもなく刊行となります。



清野賀子写真集『至るところで 心を集めよ 立っていよ
発売:2009年9月20日
総頁数:72頁(写真点数=カラー48点)
体裁:タテ173mm×ヨコ259mm、ハードカバー
定価:3,675円(税込)
ISBN:978-4-9901239-7-0
ブックデザイン:服部一成

2003-2009年撮影

エッセイ(和英併記)
清野賀子「至るところで 心を集めよ 立っていよ」

楢橋朝子写真展「近づいては遠ざかる」開催のお知らせ

東京アートミュージアムは安藤忠雄による、天井高7メートル、全面コンクリート壁の空間。その空間を充分に生かしたインスタレーションで、個展としては過去最大規模となる楢橋朝子展が東京アートミュージアム(仙川)で開催されています。



全展示作品51点。2008年から09年にかけて撮影されたカラーの最新作と、写真家として活動を始めた最初期の1989年に発表され、今回20年ぶりに姿を現すモノクロ作品《春は曙》(一部ヴィンテージ)が併せて展示されています。
最新作はすべてカラー。楢橋の代表作である《half awake and half asleep in the water》シリーズの海外ヴァージョンとも言えるパリ郊外、ケルン、韓国の珍島や、台湾の淡水などで撮影された作品に加え、大規模な開発と世界金融市場の混乱で揺れる中東ドバイの都市景観の作品群も魅力を放っています。

楢橋朝子写真展 2009/1989 近づいては遠ざかる
Coming Closer and Getting Further Away
会期=2009年9月5日(土)〜12月27日(日)
会場=東京アートミュージアム(03-3305-8686)
開館時間=平日(11:00〜18:30)/土・日・祝(10:00〜18:30)いずれも入館は18時まで
休館日=祝日を除く火・水
入場料=一般300円/学生(高校生以上)200円/中学生以下100円

また、以下の通りフロアトークがあります。

9月26日(土) +森本美絵(写真家)
10月18日(日) +安藤礼二(文芸評論家)
10月24日(土) +森山大道(写真家)
11月14日(土) +石内都(写真家)
12月12日(土) +前田恭二(読売新聞文化部)

出演=ゲスト+楢橋朝子 司会進行=畑中章宏
入館料+500円(予約不要) 開始時間は各回とも15時より

*12月12日のフロアトークは日程が変更になる可能性がありますので、事前にお確かめ下さい。
*本展の情報は、楢橋朝子のサイトでもご覧いただけます。

2009年9月10日木曜日

金村修、韓国の美術展に参加

韓国・釜山で9月12日から開催される「アート・イン・釜山2009——インター・シティー」(釜山市美術館)に金村修が出展しています。
この展覧会は韓国、日本、中国、台湾から参加する29人が都市をテーマに展示する大規模なイベントで、作品は写真や映像、インスタレーション、絵画、パフォーマンス等、広範囲におよびます。人間とその環境である都市、特に東アジアの都市のなかで、ミクロとマクロ、緊張と調和などの視点から、都市とその中で生きる個人により接近していこうとするプロジェクト。日本からはほかに鯉江真紀子、高橋啓祐、尾仲浩二、大木千波の各氏も参加。

アート・イン・釜山2009——インター・シティー
日時=2009年9月12日(土)〜11月22日(日)
会場=釜山市美術館、韓国