2011年11月16日水曜日

大阪で「予告する光」

ポレポレ東中野に続いて、大阪・十三の第七藝術劇場で、32作品のgozoCinéが5つのプログラムで上映されます。
上映期間は、2011年11月12日(土)から25日(金)まで。

プログラムや詳細は、以下のgozoCiné公式サイトをご覧下さい。


掲載遅れてすみません。。。

2011年10月28日金曜日

金村修、ふたつの写真展

金村修の写真展が相次いでふたつ開かれます。「Alice In Butcher Land」では新作100点の展示を予定、また「Kawasaki Brötzmann 2002-2007」では2002年から2007年までの写真188点の再構成に挑みます。さらにインスタレーションのプロセスを初日に公開。

■「金村修展 ──Alice In Butcher Land

会場=photographers' gallery、KULA PHOTO GALLERY
会期=2011年11月8日(火)〜20 日(日) 月曜、12日(土)休
開廊時間=12:00〜20:00
住所=東京都新宿区新宿2丁目16-11-401(サンフタミビル4F)
入場無料

また下記のふたつの関連企画が催される予定です。ご予約はギャラリーに直接お願いいたします。
・金村修ワークショップ
期日=2011年11月12日(土) 13:00〜17:00
参加費=3,000円 定員15名
要予約

・金村修アーティストトーク「お前は生まれなければよかった」
期日=2011年11月12日(土)19:00〜
料金=1,000円(ドリンク付) 定員25名
要予約

■金村修「Kawasaki Brötzmann 2002-2007

会場=横浜市民ギャラリーあざみ野
会期=2011年11月15日(火)〜11月20日(日) 13:00〜19:00 
住所=横浜市青葉区あざみ野1-17-3
入場無料

・オープニングイベント 金村修公開展示
期日=2011年11月15日(火) 13:00〜

2011年10月25日火曜日

中平卓馬のテキストが演劇祭で上演される!

「私たちは何を語ることができるのか?」をテーマに開催中の舞台芸術の祭典「フェスティバル/トーキョー2011(F/T11)」で、相模友士郎の構成・演出による「中平卓馬/見続ける涯に火が…」が上演されます。昨年のフェスティバル/トーキョーに招聘された『Dramathology』で注目を集め、映像作家としても活躍する気鋭の若手演出家が、震災後の状況に呼応する演劇祭の特別企画「なにもない空間からの朗読会」のプログラムの一つとして、中平卓馬の文章に挑みます。1970年代に書かれた中平の言葉が、21世紀の都市風景のなかで、どのような身体と空間を現出させるのか――。1日限りのリーディング公演ですので、ぜひお見逃しなく。

「中平卓馬/見続ける涯に火が…」
構成・演出=相模友士郎
出演=増田美佳
音響=齋藤学 
朗読テキスト=中平卓馬『見続ける涯に火が… 批評集成1965-1977』(オシリス刊)より、「風景の叛乱――見続ける涯に火が…」「なぜ、植物図鑑か」他

日時=2011年10月29日(土)
開演=16:30(開場=16:00、上映時間は約1時間を予定)
会場=東武百貨店池袋店レストラン街 「スパイス」 16F(屋上)(豊島区西池袋1-1-25)
入場料=無料/予約不要・全席自由
問い合せ先=電話03-5961-5202(フェスティバル/トーキョー実行委員会事務局)

http://www.ustream.tv/recorded/18178817(ustream)
上記サイトで、上演の様子がご覧いただけます。

2011年10月13日木曜日

中平卓馬、楢橋朝子が参加する写真展「横浜プレビュウ」

横浜で開催されているアートイベント「新・港村」で、新たに10月14日から写真のグループ展「横浜プレビュウ」が始まります。これに中平卓馬、楢橋朝子が参加します。「新・港村」内は複雑な街(村?)のようになっており、構造の内部や街路に写真が展示される予定です。
中平卓馬はキリカエ展(大阪、Six)で発表した写真も含め合計8点、楢橋朝子は大岡川をカヌーで下り撮影した新作18点を展示します。
また、このグループ展に参加されている写真家の方々は次の通りです。石内都、小山穂太郎、佐藤時啓、鈴木理策、宮本隆司、森日出夫、山崎博、佐久間里美、三本松淳。


中平卓馬


楢橋朝子

会場=新港ピア
会期=2011年10月14日(金)〜11月6日(日) 休館日10月27日(木)
開廊時間=11:30〜19:00(金曜日は21:00まで)
住所=横浜市中区新港2-5
(みなとみらい線馬車道駅6番出口より徒歩10分)
電話=045-228-8212
入場料 一般300円 大学生250円 高校生200円 中学生以下無料

2011年8月8日月曜日

「予告する光」−−吉増剛造映像作品一挙上映

2008年刊行のDVD+Book吉増剛造『キセキ−−gozoCiné』収録のgozoCiné19作品を含む、吉増剛造による映像作品全52作が、ポレポレ東中野にて日替わりプログラムで上映中です。

「予告する光」のプログラムや詳細は、以下の公式サイトをご覧下さい。
http://gozocine.info/gozocine/index.html



8月19日(金曜)まで連日午後9時からのレイトショーで、ゲストを迎えてのトークや吉増剛造が生出演で弁士付をつとめての上映なども計画されています。劇場での映画体験としてのgozoCinéをどうぞお見逃しなく。

2011年7月11日月曜日

吉行耕平「The Park」展

吉行耕平「The Park」展覧会とタブロイド写真集

吉行耕平が赤外線フィルムと赤外線ストロボを使って、1970年代の夜の新宿や代々木、絵画館前などで撮影したモノクロ作品、《公園》シリーズが展覧されています。この作品群は、2007年以降欧米各地で展示されていますが、日本ではプリントを見る貴重なチャンス。

この東京展を記念して、オシリスではタブロイド写真集『The Park 1971-73』を刊行いたしました。赤外線写真のトーンも手伝って、まるで白昼夢のような、覗き見る欲望全開の写真群です。この猛暑の中、展示とあわせてどうぞお楽しみ下さい。


会場=BLD Gallery
会期=2011年6月29日(水)〜7月18日(月・祝) 会期中無休
開廊時間=11:00〜19:00

中央区銀座2丁目4番9号 SPP銀座ビル8F
電話=03-5524-3903

先日ギャラリーで開催されたトークイベント(吉行耕平+末井昭)はUSTREAMでご覧いただけます。
http://www.ustream.tv/recorded/15768869

2011年5月31日火曜日

Port Gallery Tで吉野英理香写真展を開催

吉野英理香の写真集『ラジオのように』の出版記念として、Port Gallery Tでの個展が開催されます。



吉野英理香「ラジオのように」展

会場=Port Gallery T
会期=2011年6月20日(月)〜7月2日(土) 日祝休
開廊時間=12:00〜19:00(土曜18:00まで)
住所=大阪市西区京町堀1-8-31 安田ビル1F
(地下鉄四ツ橋線肥後橋駅7番出口・本町駅28番出口より徒歩5分)
電話=06-6185-3412
入場無料

また「会期前プログラム」として、下記のイベントが開催されます。

プレビュー+対話トーク「カメラ・記録・写真。分からなさの先へ」
日時=6月18日(土)16:00〜18:00
(要予約・参加費1,000円)

ご予約、詳細は、ギャラリー(06-6185-3412/contact@portgalleryt.com)に直接お問い合せください。

2011年5月14日土曜日

中平卓馬「キリカエ」展続報2

大阪で開催中の中平卓馬「キリカエ」展も残すところあと2週間となりました。5月29日(日)が最終日となります。3月19日のオープン以降、何回かの追加展示を経て、気づいてみれば出品点数283点による過去最大規模のカラー近作展。なお、次回の追加は17日(火)予定。



三辺計35mの壁に多数の印画紙が並置され直接ピン止めされた展示は見る者を圧倒し、73年の作家自身による一節を想起させずにはおきません。

「あらゆるものの羅列、並置がまた図鑑の性格である。図鑑はけっしてあるものを特権化し、それを中心に組み立てられる全体ではない。つまりそこにある部分は全体に浸透された部分ではなく、部分はつねに部分にとどまり、その向う側にはなにもない。図鑑の方法とは徹底したjuxtapositionである。この並置の方法こそまた私の方法でなければならない」

写真集とも違う形体で写真が「群」になることで初めて見えてくる世界がそこにあります(会場の情報は、当ブログ2011年3月17日を参照のこと)。

2011年5月10日火曜日

今井智己「遠近」展で作家を交えて金村修、安村崇がトーク

Broiler Spaceで開催中の今井智己「遠近」展に関連してトークショウが開催されます。椅子はなく立ち見らしいので、気合いを入れて行きましょう。

会場=Broiler Space
期日=5月21日(土)17:00〜
トーク=今井智己×金村修×安村崇
予約不要
入場無料

また、「遠近」展の会期は5月10日〜5月21日(13:00〜19:00)で日・月休です。

2011年4月5日火曜日

中平卓馬「キリカエ」展続報1

大阪のSixで開催されている中平卓馬「キリカエ」展は、3月19日に165点(大きいプリント25点、小さいプリント140点)の展示作品でオープンしましたが、4月5日からの展示では大小のプリントが計40点ほど追加され、さらに、金村修による32分のビデオ作品「Nakahira Takuma in Osaka, March 24, 2011」(大阪での中平卓馬の一日を記録)を会場で常時ご覧いただけます。また今後も写真の追加が予定されています。

吉野英理香写真集『ラジオのように』刊行!

写真家・吉野英理香の初の本格的写真集です。当初予定の発売日より延期になり、2011年4月中旬になります。







吉野英理香写真集『ラジオのように』
発売日:2011年4月中旬
総頁数:72頁(写真点数=カラー47点)
体裁:タテ168mm×ヨコ288mm、ハードカバー
定価:2,940円(税込)
ISBN:978-4-9901239-9-4
ブックデザイン:服部一成

2011年3月28日月曜日

楢橋朝子、アムステルダムで個展

運河の街アムステルダムのギャラリーで、4月2日に楢橋朝子の個展がオープンします。《Coming Closer and Getting Further Away》を中心に、この展覧会のためにセレクションされたカラー作品約25点を展示。アムステルダム周辺での撮影も計画されているとのことです。

Asako Narahashi
Coming Closer and Getting Further Away

April 2 - May 7, 2011
Galerie Wouter van Leeuwen
Hazenstraat 27, 1016 SM Amsterdam
Tel: + 31 (0)6 520 315 40

info@woutervanleeuwen.com
Open: Thurs/Fri/Sat 12:00-18:00


また、東京・銀座のリコーRing Cubeでは、9人の写真家による「記憶の桜」展(〜2011年4月10日)に出品中です。デジタル出力による展示です。

2011年3月17日木曜日

大阪・心斎橋で中平卓馬「キリカエ」展

コム デ ギャルソンが運営するアートスペースSixで中平卓馬の写真展が今週末よりオープンします。150点以上のカラー作品で構成され、「ドキュメンタリー」展以降の最新作も多数展示される予定です。関西で初めての中平展です。

中平卓馬「キリカエ」
会場=Six
会期=2011年3月19日(土)〜5月29日(日) 月休(月曜が祝日の時には営業)
開廊時間=12:00〜19:00
住所=大阪市中央区南船場3-12-22心斎橋フジビル2F
(地下鉄御堂筋線心斎橋1出口徒歩2分、コム デ ギャルソン大阪店2階)
電話=06-6258-3315
入場無料

 

「Sixで開催される「キリカエ」展では、不断の自己更新(=キリカエ)を続ける中平の厳粛かつユーモラスな近作シリーズが、「作品」という制度自体を問い直してきた写真家にふさわしい新たな試みとともに展覧される。期間中、大阪で撮り下ろした写真が随時加えられ、横浜近郊で撮影した作品を中心とする当初の展示構成はそのつど切り替えられていく予定である。ただし、それもまた一つの方法である以上、展示の切り替え自体が予定調和的な閉域へと堕していけば、たちまちその計画も切り替えられるだろう。」(会場配布のポスターより)

2011年2月2日水曜日

中平卓馬「Documentary」展続報

清澄のShugoartsと銀座のBld Galleryの二会場で開催されている中平卓馬「Documentary」展は、久々のまとまった数の作品展示でもあり、たいへん好評を得ております。もしまだご覧になっていないようでしたら、ぜひともお出かけ下さい。(会場写真はいずれも野上眞宏氏撮影)

ShugoArts 2月5日(土)まで(日月祝休)



BLD Gallery 2月27日(日)まで(会期中無休)




またBLD Galleryでは、これからもイベントが続きます。

 対談 高梨豊×吉増剛造(*終了しました)
 日時:2011年1月30日(日)15:00〜

 対談 浅田彰×八角聡仁(*終了しました)
 日時:2011年2月13日(日)18:30〜

 宮台真司トークイベント(*日時が変更になりました)(*終了しました)
 日時:2011年2月20日(日)15:00〜

事前予約制ですので、あらかじめBLD GALLERYにお問い合せ下さい。
http://bld-gallery.jp/exhibition/110108nakahiratakuma.html

2011年1月28日金曜日

中平卓馬写真集『都市 風景 図鑑』発売!

月曜社から中平卓馬写真集『都市 風景 図鑑』が発売されました。

『都市 風景 図鑑』は、中平卓馬が写真を発表した雑誌の誌面をそのまま複写してまとめ、一冊の書籍とした写真集です。中平が1964年から82年にかけて発表した65本が掲載され650ページを越える厚い写真集となっています。

 著者:中平卓馬
 書名:都市 風景 図鑑
 解説:清水穣
 判型:B5判ソフトカバー、652頁
 定価:税込6,720円
 ISBN:978-4-901477-82-6

2011年1月27日木曜日

「アンクル・チアノーゼ・ミート」の会場で

これまで多数の展覧会を開催してきた金村修だが、ロール紙だけの展覧会開催は今回が初めて。劣悪環境(?)でのプリント作りにより、本人すら二度と同じようには焼けないプリントには、作家の指紋すら焼きこまれている。会期は2月5日までなので、どうぞお見逃しなく! なお、会場写真は、オープニングにかけつけた、来日中の野上眞宏氏による撮影。


2011年1月12日水曜日

金村修写真展「アンクル・チアノーゼ・ミート」

作家自身の制作による大型プリント(約100×120cm)で新作26点を展示。会場を埋め尽くす展示は圧巻!




会期=2011年1月17日(月)~2月5日(土)日休
会場=ギャラリーメスタージャ
開廊時間=13:00~19:00
入場無料